クロスバイクのTREK FX S4(2017モデル)を買ったので、これに決めるまでの経緯をまとめました。
何を買おうか迷っている人の参考になれ嬉しいです。
実は以前、足としてクロスバイクのGIANT Escape RX3 2016を購入しました。
はじめてのクロスバイクとしては十分でしたが、GIANTがありふれていたので他のブランドのより高機能なスポーツ自転車が欲しくなってしまいました(笑)
まず用途に応じたスポーツ自転車を決める
まずは見た目とかブランドとかを決める前に、用途を決めて、自転車の種類を決めます。
- 長距離を高速巡航 → ロードバイク
- 快適な街乗り → クロスバイク
- 街乗り & 高速巡航 → フラットバーロード
私は、快適性を重視し、たまーに長距離する用途を想定していたので、クロスバイクに決めました。
毎日乗るものですから、快適性が大事!
見た目的にはホリゾンタルフレームにフラットバーを組み合わせたフラットバーロードが一番カッコイイですけどね!
細かい条件を決める
ひとえにクロスバイクといっても、4万円クラスから15万円クラスまであります。
そこで、クロスバイクの選ぶに当たって、今回は4つを条件を決めました。
- フレームが信頼できるブランド
- フロントダブル
- SORA/TIAGRAコンポ
- 予算は10万程度
フレームが信頼できるブランドを選ぶ理由
スポーツ自転車で最も大事なパーツがフレームです。どんなに良いコンポを積んでもフレームがしょぼければ意味がありません。
たくさんのクロスバイクブランドがありますが、例えば以下のブランドのフレームであれば信頼できるフレームを手に入れることができると思います。
- コスパが高いGIANT(ジャイアント)
- オシャレ度NO1のBIANCHI(ビアンキ)
- アメリカ最大手メーカーのTREK(トレック)
- マウンテンバイクを得意とするSPECIALIZED(スぺシャライズド)
- 高品質アルミフレームのCANNONDALE(キャノンデール)
ただし、スポーツ自転車はメンテナンスがとても大事な「乗り物」です。どんなに信頼できるメーカーの自転車であっても、適切な点検・調整が必要ということを知っておいてください。
フロントダブルを選ぶ理由
まずフロントトリプルなんていりません。フロントトリプルが不要な理由は以下の通りです。
- そこまで小さいギア比(1×1とか)は使わない
- 変速性能の低下に繋がる
- フロントチェーン脱落の危険性が高い
- 重くなる
- 掃除やディレラーラー調整しにくい
- 左右のペダルの間隔が広くなる
ほとんどのクロスバイクは、そのほとんどの購入者が初心者であるため、「3×9=27速」と言えば喜ぶと思って、営業戦略上でフロントトリプルにしてるだけだと私は思っています。
ちなみに、フロントダブルを選択するとメインコンポは、クロスバイク用はなく、ロードバイク用を選択する必要があります。
SORA/TIAGRAコンポを選ぶ理由
シマノのロードバイク用コンポにはCLARIS < SORA < TIAGRA < 105 < ULTEGRA < DURA-ACEと6段階あり、後に記載したものほどハイグレードです。(正確にはTURNEYという激安コンポもあります)
CLARIS(8速)は前述したコンポのグレードの中で一番下位の位置付けになっており、変速性能や耐久性が低いです。
SORA(9速)やTIAGRA(10速)はコストパフォーマンスが抜群。
特に、2015年に4700系にモデルチェンジされたTIAGRAは、耐久性が高く、現在最もコストパフォーマンスに優れたコンポと言えるでしょう。
長く使える足としてなら、TIAGRAで十分すぎる品質と言えます。105(11速)以上のグレードのコンポを求めるユーザーはガチ勢。
予算は10万程度
「高っ!」と思いましたか?無難かつ安いクロスバイク(例えばでGIANT ESCAP R3)なら50,000円で買えます。
しかし、上記のスペックを求めると最低でも8万円はかかります。
そして大事なことはケチらないこと。例えば、8万円で納得いかないものを買うよりも、少し貯金して10万円で納得いくものを購入するほうが絶対にいいです。
候補となったクロスバイク
4つの条件だけで、数あるクロスバイクから4つの選択肢に絞られました。
- Bianchi ROMA 2
- GIANT ESCAPE RX1
- TREK FX S4
あとはこれらのクロスバイクのデザイン、フレーム・フォークの素材、コンポ、ブレーキの種類、タイヤ幅等で決めればよいです。
Bianchi ROMA2 (2018モデル)
出典:https://item.rakuten.co.jp/qbei/cc-bianc-roma2/?scid=af_pc_etc&sc2id=af_103_1_10000645
Bianchi ROMA2のデザインについてですが…今年はホイールが異常に結構派手ですね。そこだけ残念。
基本スペックは以下の通り。
- フレーム:アルミ
- フォーク:アルミ
- メインコンポ:シマノ SORA
- ブレーキ:シマノ 油圧式ディスクブレーキ
- タイヤ幅:28C
- 重量:不明
- 定価:116,640円
- その他
- ヘッドチューブからケーブル内蔵 → スマート
- fabric製サドル → 快適性UP
ヘッドチューブからケーブルが内蔵になっているため、ケーブルまわりがすっきりしています。さすがBianchiです。
コンポはSORAで、まずまず。
ただ、この価格でフォークがアルミであることが残念です。
また、クロスバイクでは油圧式ディスクブレーキは不要だと思いました。
油圧式ディスクブレーキのメリットは強力な制動力、耐熱性、雨の日の安定性。
クロスバイクはロードバイクほど速く走らないので、油圧式ディスクブレーキの制動力・耐熱性を必要としません。雨の日に走行するなら必要ですが、私の場合、雨天時にクロスバイクで走行したり、危険なほどの速度出したりしません。
むしろディスクブレーキのメンテナンスを要するデメリットが出てきます。
GIANT ESCAPE RX1 (2018モデル)
出典:http://giant-store.jp/kunitachi/bike/23997/
GIANT ESCAPE RX1のデザインについてですが、マットなのがいいですね。ただ、暗い青と黒の組み合わせが少しイマイチかな。個人的にはRX2のカラーが好みです。
基本スペックは以下の通り。
- フレーム:アルミ
- フォーク:カーボン
- メインコンポ:シマノ TIAGRA
- ブレーキ:シマノ Vブレーキ
- タイヤ幅:28C
- 重量: 9.9kg (サイズ 465mm、160〜175cm)
- 定価:108,000円
- その他
- ケーブル内蔵 → スマート
- カーボン製D-Fuseシートポスト → 快適性UP
- CONTACT COMFORTサドル → 快適性UP
- エルゴグリップ → 快適性UP
こちらもケーブル内蔵。一般的な特に工夫のない内蔵式です。
フォークがカーボンで、コンポがTIAGRA。とてもいい感じ。
さらに、シートポストが振動吸収性の良い形状で、カーボン素材なのがグッドですね。
ただ、脱GIANTしたい。クロスバイクはみんなGIANTなんだもの笑
変なこだわりが発動しちゃいました。
TREK FX S4 (2018モデル)
出典:https://ameblo.jp/bexisoya/entry-12290438552.html
TREK FX S4 (2018モデル)のデザインについてですが、個人的には普通。
基本スペックは以下の通り。
- フレーム:アルミ
- フォーク:カーボン
- メインコンポ:シマノ TIAGRA
- ブレーキ:TEKTRO 油圧式ディスクブレーキ
- タイヤ幅:32C
- 重量:10.38 kg (サイズ20、175~185cm)
- 定価:125,280
- その他
- ケーブル内蔵 → スマート
- IsoZoneハンドルバー → 快適性UP
- IsoZoneグリップ → 快適性UP
- チェーンステーにサイコンのセンサーを内蔵可能 → スマート
- 耐パンク性能に優れたタイヤ
こちらもケーブル内蔵。一般的な特に工夫のない内蔵式です。
フォークがカーボンで、コンポがTIAGRA。とてもいい感じ。
さらに、IsoZoneで振動吸収性に優れているのがグッド。
ただ、タイヤ幅が32Cでそれほど振動がこないので恩恵が薄いかな?遅そうだし。
また、自分にとっては油圧式ディスクブレーキも不要だし、メンテがめんどい。
TREK FX S4 (2017モデル)
「どれもピンとこないなー」なんて思ってたら、少し遠くの店舗でTREK FX S4 (2017モデル)がセールに!
しかもスペックが理想的!!さあ、ご紹介します。
出典:http://www.brenda-bicycle.com/brendablog/?p=3374
TREK FX S4 (2017モデル)のデザインについてですが、個人的には普通。でも2018モデルよりシンプルでいいかも。
基本スペックは以下の通り。
- フレーム:アルミ
- フォーク:カーボン
- メインコンポ:シマノ TIAGRA
- ブレーキ:TEKTRO Vブレーキ
- タイヤ幅:28C
- 重量:10.12 kg (サイズ20、175~185cm)
- 定価:115,000円
- その他
- ケーブル内蔵(チェーンステー部まで) → 超スマート
- IsoZoneハンドルバー → 快適性UP
- IsoZoneグリップ → 快適性UP
- チェーンステーにサイコンのセンサーを内蔵可能 → スマート
- 軽量で耐パンク性能に優れたタイヤ
こちらはチェーンステー部までケーブルが内蔵。超カッコイイ…。フレームの掃除もしやすいです。
2018モデルと同様に、カーボンフォーク、TIAGRAコンポ、IsoZoneがとてもいい。
Vブレーキだし、タイヤ幅が28Cなので、軽量。そしてある程度高速巡航もできそう。
ちょっと気になるのはTEKTRO Vブレーキですね。シマノ製だったら文句なしでした。
出典:http://www.kakuichi.com/news/news-1219/
TREK FX S4 (2017モデル)に決めました
総合的に判断してTREK FX S4 (2017モデル)を買うことに決めました。
TEKTRO Vブレーキは、将来的にシマノ製に自分で変える(またはお店で変えてもらう)のもありかなって思います。
ちなみにDEOREのVブレーキがオススメ。ハイスペックでも結構安いです。