毎月の出費を減らす近道は、食費等の節約よりも、家賃、光熱費、スマホ代等の固定費を安くすることです。
特にスマホ代は3大キャリア(au、Docomo、Softbank)を利用している人であれば、格安simに変更するだけで、簡単に一ヶ月一人当たり4000円程度を節約することができます。もし、5人家族なら、家族全員のスマホを3大キャリアから格安simに変更するだけで、月々2万円も節約することができます。
ここでは、格安simの利用で月額利用料を節約する方法を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
基本料金と通信プラン
以下の表は、代表的なプランの価格(税抜)になります。
基本料金 | 通信プラン | インターネット接続料 | 典型的な | |||
au | 934 | 5,700 | 300円 | 6,934円 | ||
1,700 | 4,200円 | 5,400円 | 6,000円(20GB) | 8,000円 (20GB) | ||
Docomo | 1,700円 | 3,500円 | 5,000円 | 6,000円 | 300円 | 8,000円(20GB) |
2,700円 | 3,500円 | 5,000円 | 6,000円 | 8,000円(5GB) | ||
Softbank | 934円 | 5,700円 | 300円 | 6,934円(7GB) | ||
1,700円 | 5,000円 | 6,000円 (20GB) | 7,000円 | 8,000円 | ||
IIJmio | 700円 | 900円 | 1,520円 | 2,560円 | 0円 | 2,220円 |
OCNモバイルONE | 700円 (ベーシックプラン) | 1,100円 | 1,450円 | 2,300円 | 0円 | 2,150円 (6GB) |
BIGLOBE モバイル | 0円 | 1,600円(3GB) | 2,150円 | 3,400円 | 0円 | 2,150円 (6GB) |
LINE モバイル | 0円 | 1,690円(3GB) | 2,220円 (5GB) | 3,220円 (10GB) | 0円 | 2,220円 |
UQ mobile | 0円 | 1,680円(3GB) | 2,680円 | 0円 | 2,680円 (無制限) |
見てわかる通り、格安simは圧倒的に安くいです。
同じようなプランなら、4000円~5000円程度安くすることができます。
通話料金・かけ放題プランの料金
こちらは通話料金やかけ放題プラン等の概要です。
プラン | 典型的な | 無料通話 | 無料通話超過分の通話料金 | |
au | LTEプラン | 6,934円 | au宛 | 20円/30秒 |
スーパーカケホ | 8,000円 (20GB) | 5分以内:無料 家族間は超過分も無料 | ||
Docomo | カケホーダイライト | 8,000円(20GB) | 5分以内:無料 | 20円/30秒 |
カケホーダイ | 8,000円(5GB) | すべて無料 | ー | |
Softbank | ホワイトプラン | 6,934円(7GB) | Softbank宛 | 20円/30秒 |
通話定額ライト | 8,000円 | 5分以内:無料 家族間は超過分も無料 | ||
IIJmio | 700円 | 2,220円 | なし | 20円/30秒 みおふぉんダイアルアプリ(無料)で10円/30秒 |
700円+600円 | 2,820円 | 3分以内無料 同一mioID間で10分以内無料 | 10円/30秒 同一mioID間で8円/30秒
| |
700円+830円 | 3,050円 | 10分以内無料 同一mioID間で30分以内無料 | ||
OCNモバイルONE | 700円 (ベーシックプラン) | 2,150円 (6GB) | なし | 20円/30秒 OCNでんわアプリ(無料)で10円/30秒
|
1,550円 (10分かけ放題」プラン) | 3,050円 (6GB) | 10分以内無料 | ||
BIGLOBEモバイル | 0円 | 2,150円 (6GB) | なし | 20円/30秒 10円/30秒
|
650円 (3分かけ放題) | 2,800円 (6GB) | 3分以内無料 | ||
650円 (通話パック60) | 2,800円 (6GB) | 1,200円分(最大60分)無料 (BIGLOBEでんわ使用) | ||
LINE モバイル | 0円 | 2,220円 | なし | 20円/30秒 10円/30秒 |
880円 (10分電話かけ放題オプション) | 3,100円 | 10分以内無料 | ||
UQ mobile | 0円 | 2,680円 (無制限) | なし | 20円/30秒 |
3大キャリアでは基本料金で通話放題、あるいはそれに類するプランになっています。格安スマホでは、無料通話分や定額制といったプランを柔軟に選ぶことができます。格安スマホの通話料金を抑える方法としては無料通話アプリを利用するのが最善策でしょう。
契約初期費用・解約費用
各社の契約事務手数料、SIMカード手配料、解約費用は以下の通りです。
契約事務手数料 | SIMカード 手配料 | 解約費用 | |
au | 3,000円 | 0円 | 更新月以外では9,500円 |
Docomo | 3,000円 | 0円 | 更新月以外では9,500円 |
Softbank | 3,000円 | 0円 | 更新月以外では9,500円 |
IIJmio | 3,000円 | 394円 | (12ヵ月-利用月数)×1,000円 |
OCNモバイルONE | 3,000円 | 394円 | 6ヶ月間以内の場合9,800円 |
BIGLOBEモバイル | 3,000円 | 394円 | 13ヶ月間以内の場合9,800円 |
LINEモバイル | 3,000円 | 400円 | 12ヶ月間以内の場合9,800円 |
UQ mobile | 3,000円 | 394円 | 12ヶ月間以内の場合9,500円 |
契約事務手数料はどこで契約しても3000円で、SIMカード手配料は格安simの場合のみかかります。
解約費用については、大手キャリアでは更新月以外では9,500円の解約料がかかる、いわゆる2年縛りがあります。格安simは最低利用期間が12ヶ月程度で、それ以降は無料で解約できるので柔軟に対応できそうです。
エントリーパッケージでお得に!
amazon等でIIJmio、OCN、LINEモバイル等のエントリーパッケージというものが販売されています。こちらのパッケージを利用すれば、事務手数料(税抜3000円)が無料になります。これらのパッケージは、事務手数料より安い価格(1,000円以下)で購入することが可能です。少しでもお得に契約したい方は、エントリーパッケージの購入を検討してみてください!
格安simにするメリット
とにかく安い
格安simのメリットは何と言っても「低価格」なこと。大手キャリアと比べると、月々4,000円以上安くすることができます。
生活スタイルに合わせたプランにできる
格安simの主要会社は20社以上あり、それぞれが独自のニーズに合わせた格安simサービスを提供しているので、自分の生活スタイルに合わせて選択することができます。
例えば、格安simの代表的な各社で、以下のような特徴があります。
- IIJmio
- ファミリーシェアプランにより家族の合計金額を安くできる
- 高速通信と低速通信の切り替えができる
- OCNモバイルONE
- 全国約86,000ヶ所の公衆無線LANを無料で利用できる
- 高速通信と低速通信の切り替えができる
- BIGLOBEモバイル
- エンタメフリー・オプション(+480円)でYouTubeが見放題!
- 全国83,000ヶ所で使える「BIGLOBE Wi-Fi」を利用できる
(6GB以上プランで1ライセンスまで無料)
- LINEモバイル
- SNS(LINE、Twitter、Facebook、Instagram)が使い放題
- 格安simにも関わらず、LINEの年齢認証が可能
- UQ mobile
- 無制限のデータ通信プランがある
- 通信速度が速い
2年縛りがなく柔軟にスマホやプランを変更できる
3大キャリアでは更新月以外では2年縛りがありますが、格安simでは最低利用期間が12ヶ月程度で、それ以降は無料で解約できます。また、データ通信プラン等の音声通話を伴わないプランでは、最低利用期間はさらに短くなります。大手キャリアに比べると、他社への乗り換えが容易といえます。
格安simにするデメリット
キャリアメールを使うことができない
格安simでは、「@ezweb.ne.jp」などの大手キャリアが提供しているメールアドレスを使用することができなくなります。キャリアメールでないと使用できないるサービスがあるかもしれません。
ただし、最近ではキャリアメールが必要になる場面がほとんど必要なくなっており、「@gmail.com」等のフリーメールアドレスで対応できるようになってます。時代の変化ですね。
通信速度が少し遅い
格安simは基本的に通信速度が大手キャリアより少し遅いです。それでも不便と思うほどに遅くはありませんので安心してください!